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防音ラグの素材の紹介

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防音ラグの素材の紹介

特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭の場合、マンションなどの集合住宅に引っ越しをするとまず気になるのが、階下への音がどれくらい響くのかということではないでしょうか。

お子様の走ったり跳んだりといった音以外にも、実は大人の足音も結構下へ響いている時があります。



そもそも音は物同士がぶつかり合う際に出る「打撃音」、人の声や音楽をかけた時の「発生音」の2つに分けられますが、住宅で階下に響く「打撃音」は完全に防ぐことが難しいのが現状です。

しかし音を気にして静かに過ごす気配りも、ずっと続くとかなりのストレスになります。最近は性能の良い防音ラグがあります。

現在のマンションや新築などのコンクリートや木造住宅ではどうしても下に音が響くことが多々あります。人間が生活していると仕方がないことなのですが、防音ラグを敷くことによってその音は間違いなく軽減されます。



防音ラグの素材には、裏地を不織布などで分厚くしただけのもの、発砲ウレタン素材を使用したものがありますが、前者は価格は極めて安いので手を出しやすいですが防音性能としては疑問があります。

後者の、カンガバックなどの発砲ウレタン素材を使用した防音ラグは、防音性能を表すLL値が一番低く優れた性能の防音ラグです。

防音ラグは、先ほどのように裏地に不織布をはったり、カンガバックという発砲ウレタン素材の裏地をはる他に、施工の仕方によっても防音性能をあげて音の響きを軽減することができます。



フェルトグリッパー工法といってラグの下にあらかじめ下地材をひくものです。その下地材にもフェルト、ハイクッションなどといった素材があります。

フェルトは車の防音材やスピーカーの緩衝材として使われており、馴染みのあるものですが、ハイクッションの方がよりフェルトよりへたりも少なく、防音性能も向上します。当然価格も高くなります。

このような下地材を持つラグを選べば防音効果は高くなります。ラグの毛足が長いもの、密度が詰んでいるものは更に良いでしょう。



下地材もラグも、性能と価格は比例しているといえるので、予算が許せば価格の高いものを選ぶ方が良いともいえます。



現在、東京や大阪などの都内のマンションでは、音に対する認識が高くなってきており、音の問題で裁判になったり、近隣トラブルが起きるケースが少なくないので、世間での防音に対する注目は高くなってきています。

よって、これからの技術革新で更なる防音性能のラグが作られることが期待できます。

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