マンションの窓に合うカーテン選び

マンションの窓に合うカーテン選び ワイドサッシ 機能 デザイン スタイル オーダー

マンションのカーテンってどういうふうに選びますか?
インテリアコーディネートをする上で、カーテンはインテリアの印象を決める重要なアイテムです。
窓全体を覆うカーテンは部屋の広い面積を占めるものなので、適当に選ぶと失敗に繋がりやすくなるのです。
特に、最近の新築マンションはワイドサッシが多く、オーダーカーテンでなければサイズが合わないことがあります。
また、大きな窓は日中に風や光をたくさん取り入れられますが、同時に外からの視線が気になってしまうという問題も。
それだけにカーテン選びには目隠し効果や遮光性・防炎性などの「機能」と、インテリアに合った「デザイン」が必要です。

今回はマンションの窓に合わせたカーテンの選び方についてご紹介します。

1.間取り図を見ながら検討する

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カーテンを選ぶ際は頭の中だけで考えるのではなく、マンションの間取り図を見ながら検討しましょう。
情報を整理しやすく、マンションの部屋を俯瞰から見て視覚的にとらえることでイメージもしやすくなります。
間取り図を広げて、カーテンが必要な窓はどのお部屋にあるのかを考えるところから始めましょう。
また、予算を決めておくことも大切です。

2.各部屋ごとにイメージをふくらませる

マンションの窓に合うカーテン選び テイスト 部屋別

リビング、寝室、または子ども部屋や客間など、お部屋によってカーテンの種類、サイズ、デザインは変わってきます。
まずは、それぞれの部屋をどんなテイストにしていきたいのか、どのような家具を配置したいのかなど、イメージを膨らませます。
その後、イメージしたお部屋に合うカーテンの生地やデザインを絞っていきましょう。

3.機能性を考える

マンションは駅近辺や人通りの多いところに建つことが多く、窓の向こうが人通りの多い道路だったり、すぐそばに別のマンションが建っていたりします。
便利な反面、視線が常にあふれている状態です。
外からの視線を遮断できるシアーカーテン(薄地で光が透けるカーテン)としては、ミラーレースカーテンや厚手のレースカーテンが利用されています。
ミラーレースカーテンは太陽光を反射させる効果のある糸で織っていて、外から中が見えにくくなっている上、UV効果や遮熱効果などもあり、機能性を重視する人に多く選ばれています。
ただし、夜間にお部屋の電気をつけている場合は、レースカーテンのみで視覚を遮断するのは難しくなります。
他にも共有の廊下に面した窓には、意外に気になる話し声対策として遮音カーテンもおすすめです。
また、マンションによっては高層階では防炎加工のカーテンを規約としているマンションもありますので、そちらもきちんと確認してください。

お部屋ごとに何を優先するのかでカーテンの種類を考えていきましょう。

4.スタイルを考える

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厚手のドレープカーテンとレースカーテンをセットでつけるのか、ドレープだけ、レースだけにするのか。
両開きにするのか、片開きにするのか。
ヒダは1.5倍にするのか、2倍にするのか、またはフラットにするのか。
フックはAフックを使うかBフックを使うか。
ブラインドやシェードという選択肢もありますので、そのような仕様も考えてみましょう。
また、ドレープとレースのスタイルを無理に合わせる必要はないので、使い勝手やライフスタイルに合わせたスタイルを選んでください。

カーテンスタイル

マンションの窓に合うカーテン選び カーテンスタイル シンメトリー

スタイルとして最も馴染みが深く、両開きでシンメトリーになり、窓の納まりが最も安定します。
その安定が住む人に安心感を与え、くつろぎの空間を演出してくれます。
機能性レールを使えば、滑りもよく開閉が簡単なので使い勝手も良いです。
また、生地選びに制約がないので、選ぶ楽しみを満喫できるスタイルと言えます。

シェードスタイル

マンションの窓に合うカーテン選び シェード シャープ バルーン プレーン ダブル

カーテンがソファやサイドボードなどにかかり邪魔になる場合は、シェードがおすすめです。
カーテンように左右にひらくのではなく上下に動かせるので、窓周りもすっきりみせることができます。
シルエットが直線的なシャープシェードであれば、よりモダンな印象にみせることができます。
その他、プレーンシェード、ダブルシェード、バルーンシェードなどがあります。

シェードの場合は幅を窓枠より両サイド5cmずつ出すくらいで十分です。
高さは、腰窓の場合は窓枠下より5cmほど長くし、掃出し窓は床から1~2cmほど上げます。
レールをはずして取り付けた方がしっかり固定できますが、市販のレール取付金具を使用すれば、レールにシェードのレールを固定できます。

シェードとカーテンの組み合わせ

マンションの窓に合うカーテン選び カーテン シェード 組み合わせ

例えばリビングの掃出し窓がカーテンの場合、腰高窓もカーテンにすれば統一感がでて、よりお部屋が安定します。
もしカーテンでお部屋に変化を持たせたい場合は、色を合わせながら柄を変える方法もおもしろいです。
シェードの場合は小さめの窓にも良く合うので、掃出し窓がカーテン、同じ生地で腰高窓にシェードという組み合わせも違和感なく納まります。
窓の出入りが頻繁であれば、ドレープをシェードに、レースをカーテンにする方法もあります。

ワイドサッシの場合、大きなサイズでも製作可能なのがカーテンですが、幅が大きくなれば開けた時の生地の溜まりも大きくなります。
ワイドサッシは大胆な大柄を選び、フラットカーテンでタペストリー的に使うのも楽しみ方の一つです。
最近では大柄のレースをメインにする使い方も人気です。
また、シンプルにすっきりとさせたい時は、シェードを分割して設置するのもおすすめです。

5.カーテンを購入する

カーテンを購入するには、お店に行って購入する方法や通販で購入する方法があります。
カーテンを扱っているお店は多く、百貨店や専門店、ホームセンター、家具屋、雑貨店などでも取り扱っている場合があります。
通販の場合でも同じことが言えますが、機能やデザインなどの品揃えや価格帯が合うだけでなく、困ったときに相談できる知識と経験のあるお店がおすすめです。
通販での購入についてはこちらも参考にしてください。⇒詳しくはこちら

6.オーダーカーテン

オーダーカーテンとは、窓の大きさに合わせてぴったりなサイズのカーテンを作成してもらうことです。
どうしても思い通りのサイズが見つからないときや、窓のサイズが特殊なときには、オーダーカーテンが役に立ちます。
オーダーカーテンなら一つひとつの窓の大きさに合わせて、幅や丈を指定できるので、実際にかけたときにより美しい見た目になります。
インテリアや家具にこだわる家庭では、特にオーダーカーテンを選択する場合が多いようです。
素材やデザインに統一感を持たせながら、窓の大きさにぴったりな大きさのカーテンをオーダーすることで、お部屋の雰囲気を大きく変えることできます。

サンプルを請求する

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カタログやパソコンのサイトを見ているだけでは、実際の生地の質感や色合いは、正確にはわかりません。
インテリアは、その部屋の印象だけでなく家全体、住んでいる人のイメージを決めてしまうほどの影響があります。
気になったものはぜひサンプルを請求して、実際に自分の目や手で確かめましょう。

正確に採寸する

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オーダーカーテンの魅力のひとつは、その窓にぴったりのサイズのカーテンを作ることができるという点です。
しかし、きちんとサイズが測れていないとせっかくオーダーにした意味が無くなってしまい、機能性カーテンなどは、窓とカーテンのサイズが合っていなければ効果を十分に感じることができない場合もあります。
そのためにも、カーテンのサイズは正確に採寸する必要があります。
採寸は難しい作業ではないので、しっかり確認しながら行いましょう。⇒詳しくはこちら

どうしても不安な場合は、プロのスタッフが採寸も行ってくれるお店などを利用しましょう。

また、リビング以外の窓には規格サイズの窓が使われている場合も多く、既製カーテンでもぴったり合う場合があります。
そんな時には、既製カーテンの中からサイズの合うものを選ぶことも可能です。⇒詳しくはこちら

しっかりと吟味して、ライフスタイルに合った自分にピッタリのカーテンをお選びいただければと思います。
お気に入りのインテリアに囲まれて、快適なマンションライフを過ごして下さい。

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