イギリスブランド「ローラアシュレイ」
イギリスブランド「ローラアシュレイ」
独自の美しい花柄プリント生地を採用し、様々なデザインを展開する、ローラアシュレイをご紹介いたします。
１９８０年代より本格的に参入し、２００種類以上の生地から作るオーダーカーテンは、貴方のお部屋に、ローラアシュレイ・ブランドの世界が開花させるという触れ込みで世に知れ渡りました。
ローラアシュレイが、プリント柄事業をスタートさせたのは１９５３年、ロンドンの小さな町の、小さな屋根裏部屋だったのです。
当初は、ロンドンの、閉鎖的とも言える社会に、無名のローラアシュレイが受け入れられる事も少なく、多難なスタートとなったのですが、映画、ローマの休日のワンシーンに、ローラアシュレイがデザインしたプリント生地（チーフ）が花を添えた事で、ローラアシュレイの名は世界の注目を浴びる事となったのです。
ローラアシュレイの運命を変えた、その映画とは、ヨーロッパ最古の王位継承者、アン王女（オードリーヘブバーン）は、欧州親善旅行で、ロンドン、パリ等各地を来訪していた、その折、ローマで、駐在大使主催の舞踏会に出席する等、強行軍にも関わらず、元気に任務をこなしていた王女でしたが、過酷とも言えるスケジュールに「うんだり」し、内心穏やかではありませんでした。
ご記憶の方も多いと察しますが、オートバイの後部座席に座る名優が、身につけていたチーフの存在として、今も語り続けられている有名なシーンです。
ローラアシュレイは、オーダーカーテンのブランドとして、世界中に根強いフアン層を有し続けておりますが、その理由は、大胆な花柄を軸とした独自の世界観が彼処に漂う、ローラアシュレイの独自性にあると思うのです。
その感性は、カーテンとの出会いには大きな感動を与え、その後徐々に、心の隅々にまで、安心と安らぎを与える、不思議な魅力を発信し続ける事にあります。
さらに、嬉しいのは、オーダーカーテンは元より、ローラアシュレイブランドは、お部屋のクッションや壁紙、洋服やチーフ等の小物、食器や家具、浴室タイルや出窓等を彩る多彩なタイルに至る、生活用品の全てがトータル的に楽しめる事にあるのです。
英国に出向き、調達すること以外、入手困難な時代もありましたが、１９８６年、英国ローラアシュレイ社と、イオン（株）が合併企業として誕生したことにより、現在、日本及びアジアの一部が営業範囲となり、２０１４年２月現在において、日本国内に１１２店舗が展開している状況となりましたので、身近なブランドとなりました。