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現在のレースカーテンの流行と歴史

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現在のレースカーテンの流行と歴史

インテリアのカーテンは現代の人々が日常の生活を送る上で必要が不可欠となっています。生活を心地よく送るためには、織物や編み物の技法や透明性のある生地で縫製で作られたレースカーテンがあります。

デザインにはメッシュやストライプ、チェック柄などが施されたさまざまな種類が流行に応じて作られています。レースカーテンの種類には通常のレースのほかにもプライバシーレースやミラーカーテンなど7種類ほどの種類と特殊機能があるレースもあります。



レースカーテンの流行に至るまでにはカーテンの歴史が大きく関与しています。カーテンの歴史は古代エジプト時代にまでさかのぼります。ベッドの周囲を覆うものとして利用されています。時代を経過してヨーロッパの各地に取り入れられ、石やレンガ造りの建物の壁に掛けたり、部屋の仕切りなどに使用された歴史があります。

中世ヨーロッパでガラス窓やステンドグラスが取り入れられるようになり、壁を薄くして開口部を大きく取る事が多くなっています。そのころの教会や王侯貴族などがガラス窓装飾のためにカーテンをかけられるようになって上流階級を中心に流行しています。

17世紀のバロック様式では、光沢のある布や金などを織り込んだ布が使用され、上飾りの縁どりやなどには複雑なデザインが盛り込まれ、機能性や利便性よりも装飾としての重厚な形のカーテンに変化しています。

日本におけるカーテンの歴史は、平安時代に始まり、江戸時代の長崎には西洋からカーテンが伝わりますが、当時の生活習慣に浸透せずに時間が経過していきます。明治時代以降になって、上流階級や富裕階級から庶民の建築の近代化の中で着実に根付いていきます。さまざまな歴史を背景として中でカーテンの流行が生まれています。



現在に人気があるレースカーテンの流行は機能性や利便性やデザインなどのよるものが好まれている傾向があります。紫外線を大幅にカットする機能や遮熱の効果を持っていますが、遮熱の効果は夏の冷房にかかる負荷を減らすのに重要なメリットを持ち合わせています。

レースカーテンによって日射を吸収しないように反射する機能や、日射を吸収しても温度の高くなった面から出ていく熱を感じる放射を室内に入らないようにする機能があります。

レースカーテンはデザイン性が弱いと寂しい部分がありますが、模様や飾りが多くても見た目の心地よさが失われることがあります。

現在は毎日見ても飽きが来ないデザインの流行を実現させ、夏は直射日光熱をやわらげてくれる以外にも、冬の冷気を遮ってくれる保温効果や冷暖房の効率にも優れています。また、昼や夜間も外からの目線を遮断して生活のプライバシーをしっかりと守ってくれます。

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