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目隠しの為のカーテンの紹介、ミラーやレースの意味や紹介や効果

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目隠しの為のカーテンの紹介、ミラーやレースの意味や紹介や効果

昔の日本の家屋では、外からの人目を防ぐために障子を使ってプライバシーを守ってきていました。しかし、現在では住宅もすっかり洋風化し、障子の役割を果たすものがカーテンとなっています。

隣合う家が近くにあって、隣の住民からの視線が気になったり、隣接する道路からの視線が気になったりすることはありますよね。



一般的には、窓の内側にレースのカーテン、部屋側に厚手のドレープカーテン、というように窓に2枚のカーテンを吊るします。
ドレープカーテンは厚手で不透明の為、目隠し効果に加え、光も遮るのでひいてしまうと部屋が暗くなってしまいます。その為、通常は夜のみ使用するものであり、夜はプライバシーが守られます。



しかし、昼間はレースカーテンのみをひくので、外からの視線を完全には遮ることができません。

部屋の中が明るければ明るい程、外から覗きやすくなります。そこで、レースカーテンの欠点を補うミラーカーテンが普及してきています。



ミラーカーテンとは、カーテンの生地を特殊加工して鏡のように光沢を持たせたカーテンです。

この光沢により、外からの光を反射し、室内の様子が外からは見えにくくなります。また、鏡のように太陽光を反射するため断熱効果もあり、夏は涼しく、冬は暖かくなるといった効果もあります。ミラーカーテンは、夜間部屋の電気を点けていても、照明器具は透けるものの通常のレースカーテンよりもずっと、目隠し効果があります。

ただ、日本の家屋で使われてきた障子と比べると目隠し効果は落ちます。昔の人の知恵はやはりすごいのですね。



ミラーカーテンの代表的な製品は、帝人ファイバーが開発したハイテク繊維素材の「ウェーブロン」という扁平な繊維です。

特殊な繊維断面により、目隠し効果がありますが、製品によって目隠し効果にはかなり差がありますので、店頭でしっかりと確認をする必要があります。



レース生地に透かし部分が多いミラーカーテンよりも、透かしの部分がほとんどなく、繊維が密に織られているものの方が、当然ながら目隠し効果は大きくプライバシーが保護されます。

その反面、布地は厚くなり、光沢があるので、風が通らず光も通りません。そもそもの涼しげなレースカーテンと比べるとだいぶ透け感もなく、うっとおしい感じはするかもしれません。

どこまでの目隠し効果が必要なのか、内側にひくカーテンに求めるものをしっかり考え、自分のライフスタイルに合わせて検討すると良いでしょう。

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